≪研究成果≫手術ラット・傷口修復に対する作用
[論文No.0022][論文No.1014]
帝王切開手術ラットの傷口回復に対する促進作用
北京大学公共衛生学院の研究では、 マリンオリゴペプチドが帝王切開手術ラットの傷口の修復を早めるのに効果が在った。
グループ | 7d | 14d | 21d | ||||
g/kg.bw | 皮膚 (g/mm2) |
子宮 (mmHg) |
皮膚 (g/mm2) |
子宮 (mmHg) |
皮膚 (g/mm2) |
子宮 (mmHg) |
|
コントロール | 165.44±29.82 | 379.21±171.46 | 377.79±108.86 | 480.23±344.66 | 684.52±220.16 | 511.92±86.48 | |
投与群 | 0.13 | 212.68±70.32 | 689.07±431.26 | 567.51±283.67 | 467.90±333/05 | 761.25±183.43 | 759.39±120.91 |
0.38 | 198.96±19.03 | 818.97±222.95 | 528.14±148.24 | 779.98±356.09 | 936.59±56.27* | 754.29±155.11 | |
1.15 | 354.45±200.45* | 874.63±293.51* | 631/35±193.97 | 750.30±238.18 | 978.23±20.40* | 818.20±227.52* |
マリンオリゴペプチドの研究成果
●マリンオリゴペプチドの投与が手術ラットの傷口回復に及ぼした促進効果
北京大学公共衛生学院の研究では、 マリンオリゴペプチドは手術ラットの傷修復を早めるのに効果があった。
0 | 0.667g/kg.bw | 2.0g/kg.bw | 6.0g/kg.bw | 12g/kg.bw | |
手術後7日目 | 15.19±2.23 | 18.23±3.62* | 19.563.16* | 22.87±5.23* | 23.18±4.54* |
手術後14日目 | 47.56±5.65 | 52.74±6.43* | 55.59±6.28* | 58.17±5.94* | 59.71±7.80* |
0 | 0.667g/kg.bw | 2.0g/kg.bw | 6.0g/kg.bw | 12g/kg.bw | |
手術後7日目 | 7.84±2.17 | 9.21±3.04 | 9.67±2.48* | 10.43±3.35* | 11.03±3.97* |
手術後14日目 | 8.43±2.45 | 10.57±3.81* | 11.83±3.29* | 12.89±3.74* | 13.73±2.43* |
肉眼的観察、組織顕微鏡下、皮膚張力測定及びヒドロキシプローリン測定いずれにおいても顕著な効果が確認された。
●手術ラットの傷口の回復促進作用について、マリンオリゴペプチドとアミノ酸の比較
北京大学医学部による比較実験では、 同投与量のアミノ酸より、マリンオリゴペプチドの手術ラットの傷修復促進に顕著な効果が観られた。
肉眼による観察、顕微鏡下での組織観察、皮膚張力測定、および血液中のヒドロキシプロリンの測定、いずれにおいても顕著な効果が在った。
アミノ酸投与 | マリンオリゴペプチド投与 | |
術後7日目 | 15.68±3.56 | 18.75±4.53* |
術後14日目 | 48.57±6.83 | 54.57±6.18* |
アミノ酸投与 | マリンオリゴペプチド投与 | |
術後7日目 | 7.84±2.17 | 9.18±3.53 |
術後14日目 | 8.68±2.49 | 12.36±4.12* |