- 1.0ペプチドとは
- 2.0当社のオリゴペプチド
- 3.0オリゴペプチド生理活性
- 3.1栄養素の運び屋
- 3.2免疫力向上作用
- 3.3血圧調整作用
- 3.4血糖・血中脂肪調整作用
- 3.5抗酸化作用
- 3.6筋肉増強・抗疲労作用
- 3.7腎機能保護作用
- 3.8肝機能保護作用
- 3.9創傷修復促進作用
- 3.10胃腸粘膜保護作用
- 3.11骨密度改善作用
- 3.12皮膚老化防止作用
- 3.13記憶力増強作用
- 3.14放射線照射対抗作用
- オリゴペプチドは直接吸収される
- 糖尿病とオリゴペプチド
1.0ペプチドとは
1.1オリゴペプチドがキーワード
ペプチドはアミノ酸が、ペプチド結合によって2つ以上つながった分子のことを言います。アミノ酸が70個以上等、長くつながったものは、通常、タンパク質と呼ばれています。 ペプチドも結合しているアミノ酸の数によって呼び名が変わります。 アミノ酸2個~10個──オリゴペプチド アミノ酸11個~70個──ポリペプチド
アミノ酸 |
オリゴペプチド |
ポリペプチド |
タンパク質 |
1個 |
2~10個 |
11~70個 |
70個~ |
単独の場合は遊離アミノ酸 | 吸収が早い低分子ペプチド | 大きいペプチド | 大きなものはアミノ酸数万から億単位にまで及びます。 |
ペプチドは多くの機能と可能性をもっています。 が、その吸収機構については研究実績が浅く、あまり一般には知られていませんでした。
ペプチドが小腸から実際に直接吸収するのは、低分子のオリゴペプチド(ジペプチド、トリペプチドまで)なので、当研究所では基本的にオリゴペプチドを専門に扱っています。
近年、ヒト体内で重要な役割を果たすペプチドが発見され、或いは、ペプチドが栄養素(※1)としてタンパク質やアミノ酸よりもずっと吸収面で優れていることが分かりました。
それだけではなく、食品などのタンパク質から得るペプチドも実に様々な生理作用を持っていることが分かり、盛んに研究されています。
※1 栄養素:栄養学では、ヒト体内での栄養のために、食物として外界から摂取する要素のことを栄養素といいます。 ?
1.2オリゴペプチドは、吸収スピードに優れているのが最大の特徴
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従来の「タンパク質はアミノ酸にまで分解されないと小腸から吸収されない」という固定概念は単なる権威ある科学者の勘違いか思い込みとしか言いようがありません。
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正しくはタンパク質の多くはアミノ酸ではなく、むしろオリゴペプチドの形で吸収されます。
その上、オリゴペプチドの吸収スピードはアミノ酸の数倍であることがわかってきました。
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しかし、今のところ直接吸収されることが証明されたのは、ペプチドのうちでオリゴペプチドに含まれる二つのアミノ酸が結合したヂペプチドと三つのアミノ酸が結合したトリペプチドだけです。
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●オリゴペプチドの特徴
1. オリゴペプチドは小腸から直接吸収されるので、吸収スピードが早い。
2. オリゴペプチドは最良のタンパク質栄養素(窒素栄養素)です。
3. オリゴペプチドは体内で働く、様々な生理活性(効果効能)を持っています。
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1.3ペプチドは最良のタンパク質栄養素です
健康を保つための栄養素はたくさん有りますが、摂取には、バランスが最も大切です。中でも、タンパク質は絶対に欠かせないものです。
人にはタンパク質は必要不可欠な栄養素です。
肉や魚、牛乳などの食物から摂取したタンパク質は、体内で分解され、アミノ酸やジペプチドという形で小腸から吸収されます。
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が、通常、必要量のタンパク質は栄養素となりにくく、消化吸収するのに時間もかかります。
また、病気になったり、年齢を重ねたりしますと、一層消化吸収能力が弱まってしまいがちです。
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そこで、タンパク質栄養素の栄養価値を考える場合、次の要素を考慮するべきです。
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1)消化吸収のしやすさ
2)含有されるアミノ酸の種類とバランス
3)利用される効率とスピード
4)その他の不必要なものが入っていない
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これら四つの要素から見て、また、アレルギーの問題などから考えると、オリゴペプチドは申し分のない最良のタンパク質栄養素といえます。
特に病気などで体の弱っている方や高齢者の方に取ってオリゴペプチドは効果的です。
もっとも、分子量が500Da(※2)以下でないと直接吸収されるとは言えません。……。
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※2 分子量500Da(ダルトン):オリゴペプチドの分子量が小さいほど吸収効率や速度が良くなります。一般的に販売されている分子量は、3000Da以上のものが多いのですが、当研究所のオリゴペプチドは、500Daという超低分子を実現しています。
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