生体外実験

 

research_03_img02

 

■ 生体外の実験としては、主に、in vitoro 試験と構造鑑定により、構造活性相関を調べた論文が紹介されています。

 

 ペプチド商品に、どんなペプチドがどれほど含有されているのか等、先ず、ペプチドに含有される成分の詳細について、詳しい同定が報告されています。論文No.1012ではマリンオリゴペプチド、論文No.1008ではコーンオリゴペプチド、論文No.1010では小麦オリゴペプチドの構造鑑定について、それぞれ詳細が掲載されています。

 

■ 一般的に、in vitoro 試験(試験管内試験)では、生体の試験では把握しにくい個々の臓器や細胞における反応、物質の代謝速度や違い、毒性メカニズムなど、動物からヒトへの数量範囲の予想(外挿)、また、ヒトの個体間の感受性の違い等を考察する(*1)ためのデータについて研究されます。

 

 構造活性相関は、物質の構造と活性の関係を示し、毒物動態の特性予測や評価の優先順位の決定に有用とされてます。(*1)

 

【参照文献】
(1)志村二三夫著 編者:一般社団法人 日本臨床栄養協会 NRサプリメントアドバイザー必携 初版 第一出版社 P222

COPYRIGHT(C) 2013. Japanese food Peptide Institute, Inc. ALL RIGHTS RESERVED.