[論文No.1008] コーンオリゴペプチドの構造分析

要旨
コーンオリゴペプチドはコーンタンパク質の粉末を原材料とし、最先端技術により、生物酵素分解法を用いて精製された分子量1000Da以下のオリゴペプチドの混合物である。そのオリゴペプチドは、グルタミン、ロイシン、プロリン、アラニン等を豊富に含み、血圧降下作用、酒酔いを醒ます効果、抗疲労効果、抗酸化作用、コレステロール低下作用等の生理的調節機能が発見されている。食品や保健機能食品等、広範囲に活用され、上質のオリゴペプチド製品である。コーンオリゴペプチド中の蛋白質の含有量は90%以上、多段階の精製過程を経て灰分含有量も低く、さらに、その生理活性効果等が期待されている。