[論文No.0006] マリンオリゴペプチドのラット30日間反復投与試験報告

要旨
【目的】
 健康食品として開発するために、マリンオリゴペプチドの安全性について研究を行う。

【方法】
 体重45~55gのSD幼若ラット100匹(雌雄各50匹ずつ)を選択し、陰性対照群と4用量の投与群(1, 125, 2.25, 4.5, 9.0g/kg.bw、人換算推奨用量の25, 50, 100, 200倍)の5群に無作為に20匹ずつ(雌雄各10匹ずつ)に群分けを行い、目的濃度に希釈したマリンオリゴペプチド2ml/100g体重を毎日一回、同時刻に30日間強制経口投与し、一般観察、血液検査、各種生化学検査、病理組織学検査を実施し、群間比較を基にマリンオリゴペプチドの安全性について検討した。

【結果】
 各群ラットに、人推奨用量の25倍、50倍、100倍、200倍のマリンオリゴペプチド当量を30日間連続投与したが、ラットの一般行動や諸徴候、体重、食物利用率、血液検査、各種生化学検査、系統解剖、組織病理学検査の各指標項目について、陰性対照群と比較し分析を行ったが、異常は認められなかった。

【結論】
 マリンオリゴペプチドを30日間連続投与した本実験では、マリンオリゴペプチドは無毒であった。


[論文No.0006]マリンオリゴペプチドのラット30日間飼養研究報告

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