[論文No.0009] マリンボーンオリゴペプチドの急性毒性に関する試験報告

要旨
【目的】
 本研究では、マリンボーンオリゴペプチドの安全性を評価するために、急性毒性試験を行った。

【方法】
 体重180~220g、健康度二級のSDラット20匹(雌雄各10匹)に最大耐量(MTD)に基づき24.0g/kg.bw用量を、適応飼育5日間後の絶食16時間後に、2ml/100g.bw用量を毎日2回ずつ、2週間連続投与し、ラットの中毒症状や死亡状況について観察、記録を行った。

【結果】
 本研究では、マリンボーンオリゴペプチドを雌雄ラットの半数致死量であるLD50、24.0g/kg.bw用量をSD ラットに2週間連続して投与した。が、雌雄ラットは共に有意な中毒症状や死亡もなく、解剖所見にも異常はなかった。

【結論】
 マリンボーンオリゴペプチドのSDラットの半数致死量LD50は、雌雄共に24.0g/kg.bw用量以上であった。よって、急性経口毒性試験の判定基準より、マリンボーンオリゴペプチドは無毒であると確認された。


[論文No.0009]マリンオリゴペプチドの急性毒性試験結果報告書
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