みなさん、こんにちは。
先日、木枯らし1号が吹きましたが、暖房の準備はお済みでしょうか。
朝夕の冷えには、ガスファンヒーターなどが強い味方になってくれます。
冬到来・・・といえば、日本は「冬」とも言える厳しい状況を迎えています。
その状況とは、2040年問題!!!
この問題が解決すれば、日本に本当の春がやってくると言っても過言ではありません。
そもそも、みなさんは「2025年問題」と呼ばれる状況をご存じでしたか?
2025年問題とは、第1次ベビーブーマーと呼ばれた人たちが75歳以上となり、後期高齢者が急増することによる医療や介護、年金の不足の問題でした。
さらに2040年問題とは、その高齢者問題に加えて第2次ベビーブーマーと呼ばれた人たちが高齢者となり、生産年齢人口の減少によっておこる労働力低下の問題です。
政府の試算によると2040年には高齢者は約4,000万人となり、生産年齢人口は約6,000万人となります。
つまり、2000年には生産年齢人口4人で高齢者ひとりを支える人口割合でしたが、2040年には生産年齢人口1人で高齢者1.5人を支える不均衡な人口割合となるのです。
そこで、医療の不足を補うべく、AIホスピタルの有用性が検証され、その実現に向けて様々な活動が試行されています。
「AIホスピタル」という言葉は聞かれたことがありますか?
AIホスピタルとは、人工知能や情報処理システム、過去のビッグデータを活用することで先進的な医療サービスを提供するとともに、医療機関における効率化を図り、医療従事者の負担軽減を実現することで、医療の質を担保することを目的としています。
日本の医師の過酷労働は世界的に有名ですし、米国では、10年以上前から機械による診断の方が人間の医師による診断より精度が高いことが証明されています。
AIホスピタルの具体的な内容は、
- 1.自宅からスマートフォンで受診予約、問診票記入
- 2.病院の自動受付・会計や案内の自動化
- 3.医師の診察・診断の補助
- 4.音声による電子カルテの自動入力
- 5.診療科を超えた臨床データの統合と管理、関連病院間のデータ連係基盤構築
- 6.がん診療患者の診療科別データベースや院内がん登録、臓器別全国がん登録
- 7.胃カメラや病理標本の診断支援・画像診断支援
- 8.ロボットによる病気の子どもの誘導や遊びの支援
- 9.病気の子どもの保護者や介護者の体調やストレス管理など
AIホスピタルという言葉を初めて聞いた人も、知っている内容が見つけられたのでないでしょうか?
プロジェクトに関わる医師は、「健康医療にかかる全てのデータを集めてそこから診断や治療につながるシステムの実現は、医療関係者のゆとりを生む。
それは、医療者と患者の心と心のふれあいを取り戻すために必要」と強調されたそうです。
人と人の心のふれあいを取り戻すために、人工知能が介在すると言う矛盾。社会は冬の到来に向けて、確実に変化していました。
さて、AIの活用と共に日本に住むみなさんに求められていること。
それは、ひとりひとりが意識して健康寿命を延ばすこと。
それは、病気を予防することであり、適度な運動と適切な栄養摂取が重要です。
そういえば、最近、知人がペプチドを飲み始めました。飲み初めて3週間。はじめの変化は「白髪が茶色くなってきた」でした。
身体の反応を感じるのは楽しいですね。飲み続けると効果を感じにくくなりますが、確実に成果は続いています。
今日が、人生で一番若い日。
加齢は、よく人生の冬にたとえられますが、冬の到来にむけてご準備はいかがですか?
それでは、今年の冬も健康に超えられますように。