自分を断捨離する

column_img20161201_03みなさん

こんにちは

12月に突入しましたが、いかがお過ごしでしょうか。

 

私ごとですが、最近、ひとつの出会いがありました。

18年前に一
緒に働いていた、医師との出会い。

いや、本当に偶然に。

友人から「面白い医師がいるから紹介するね」と言われての出会いでした。

 

その医師は、大学病院の外科医だったのですが、5年ほど前に大阪で往診クリニックを開業されていました。

大学病院で治療困難・・・というか、もう治療が出来なくなったがん患者をはじめとする、難病や事故などでさまざまな苦痛を伴う人の家に出かけて、診療されています。

年齢で言えば、30歳から100歳まで。

 

医師曰く、「医療が出来ることって、限られてるやろ。」

そうなんです。

さらに曰く、「でも痛みをとって、要らないもの(例えば、腹水とか胸水とか浮腫とかの身体にたまった水分)を除いて、要るもの(水分とか栄養)をそれなりに満たすことができる」

要らないものを除き、要るものを入れる。

そんな簡単そうなことですが、そうすることでやりたいことを最期までできるようになる人が多いと言われていました。

言うは易し、行うは難し。

 

さて、みなさんがやりたいことってなんでしょう?

多くの人が後悔という体験をされていると思いますが、人生の後悔のうち8割は『やらなかった後悔』だと言われています。

特に、よく語られる後悔では、

1.もう少し自分自身に忠実に生きればよかった(人の眼を気にしすぎていた)

2.仕事ばかりで、自分のやりたいことをしてこなかった

3.健康を大切にしなかった

4.もっと自分の気持ちを表す勇気を持てばよかった

5.大切にしたい人を、大切にしておけばよかった

6.大切にしてもらった人に「ありがとう」を伝えておけばよかった、などです。

 

作家のマーク・トウェイン氏も、

やったことは、たとえ失敗しても20年後には笑い話にできる。

しかし、やらなかった後悔は、20年後も後悔するだけ、と語っています。

 

やってしまった後悔は、その瞬間に強い痛みを帯びてひどく落ち込みますが、次第に和らいできます。それは沸騰したお湯が、自然に冷めるように。

しかし、やらなかった後悔は、強い痛みを伴わない分、心の中で潜在化していつまでもそこに在る。

 

医師の言葉のように、『要るものは取り入れ、要らないものは捨てる』そんな簡単なこと。

それを実践することがいかに難しいかを考えさせられますね。

 

では、後悔しない生き方ってできるのでしょうか。

「後悔先に立たず」って言われているくらいですから、きっと難しいのでしょうね。

 

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だからこそ。

この年末にかけて、まずは要るものを取り入れ、要らないものを捨てる(=断捨離)から始めます。

まずは、ものの断捨離。(簡単に言えば、家を整理すること)。

それから自分の断捨離。

自分の気持ちを言葉にして、人に伝える。

それから、行きたいところに行くぞ。

さらに、少しの筋肉と、少しの贅肉の整理も・・・。

 

 

 

懐かしい人との再会で、明日もこのままでいられるかどうかわからないなあと実感した今日この頃でした。

 

それではみなさん、風邪のひきやすい季節です。

後悔する前に、行動してみる。

健康を大事にすることは、自分を大切にすることでもありました。

どうぞ、みなさんの今日一日が後悔なく過ごせますように。

 

 

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