変わる「おいくつですか?」

みなさん、こんにちは。

 

ところで、みなさんはおいくつですか?

・・・なんてお聞きしたら、怒る方がいらっしゃるのではないでしょうか。

 

では、質問を変えて。

みなさんは、どのくらい歩いていますか?

 

日本食品ペプチド研究所

 

最近、信号が「青」のあいだに渡り切れない高齢者を見かけることがありました。

 

横断歩道は、1メートル1秒で歩くことを基準に信号が設定されているそうですが、10メートルの横断歩道を10秒で渡り切れない方がおられて、ヒヤヒヤしました。

老化は脚から始まると言われるほど、脚は健康のバロメーターであり、1日8000歩が推奨されています。

 

主婦を対象にした調査では、家事・買い物で3000から4000歩と言われていますが、私の友人には1日平均300歩という強者(?)がおり、車通勤とトイレ・風呂だけの最低限の生活活動が目に浮かびます。

 

近年、運動不足は世界的に蔓延しており、その背景には機械化や電子化に伴うライフスタイルの変化があげられています。

生活が便利になればなるほど、身体活動は減少し、ボタン一つで荷物が玄関までといった生活が実現してきました。

 

2016年、WHOが168か国を対象に行った運動調査では、日本人の40%が運動不足であること。男性よりも女性の方が運動不足の傾向にあること。各国の運動不足者平均は28%であるが、日本は35%と運動不足のものが多いこと。

 

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つまり、日本人の3人にひとり以上は運動不足に陥っており、そのため高血圧、糖尿病、認知症、心臓病のリスクを抱えた国であることが明らかにされています。

 

みなさんは「健康年齢診断」を受けたことがありますか?

 

健康年齢診断とは、総合的な健康状態を年齢に例えて表すもので、実年齢との差が明確なため、健康診断で実施している自治体が増えており、結果に一喜一憂しているとか。

 

例えば実年齢50歳の人が、健康年齢45歳のように身体が少しでも若いと嬉しいですよね。反対に1歳でも高いと・・・。

 

その診断の基となるのは、身長、体重、血圧、血液検査(中性脂肪、コレステロール、肝機能、血糖)、尿検査(尿糖・尿蛋白)で、生命保険のHPなどで自己診断もできるようになっています。

 

事実を知るために、診断してみたいですか? それとも??

 

一般に身体機能は20歳代にピークを迎え、そのピークを100%としたとき、10年で10%ずつ低下することが知られています。

身体能力が30%になったとき、つまりピークから70年後を目途に、自立した生活が困難となることが予測されており、身体能力30%は「要介護ライン」と呼ばれています。

 

しかし、90歳でも畑仕事を続けている人もおられ、要介護ラインは個人によって20年の開きがあり、その差が大きい。日常的に歩行している人の要介護ラインが遅いことから、手軽に行える「歩く」ことが推奨されています。

 

 

さて、歩行の効果とは?

 

1日4000歩以上で、うつ病の予防効果が。

1日5000歩以上で、認知症の予防効果が。

1日7000歩以上で、骨粗しょう症の予防効果が。

1日8000歩以上で、高血圧症の予防効果があることが実証されています。

 

特に、①首元を温かくして ②街中などで脳を活性化しながら ③大股で ④やや早足で歩くことが効果的だとか。ただ8000歩って、簡単ではないですね。

 

さて、あなたはおいくつですか?

日本の高齢化率は28.1%となり、この答えが実年齢ではなく、健康年齢を問うことになる日がやってきそうです。すでに、健康年齢によって保険料に差のある保険会社が出ています。

 

同窓会でこの話題が出たら・・・同年齢だけに怖いですね。

 

健康は1日にして成らず。しかし、不健康も1日にして成らず。

毎日8000歩を、頑張りますか?

 

それとも、ペプチドで血管年齢を若く、血圧や血糖、肝保護に努め、健康年齢を下げますか。

 

そうすれば「おいくつですか」にも、いつも笑顔で答えられそうです。

 

それではみなさん。

今日も「歩く」ことから始まる健康な一日をお過ごしください。

 

日本食品ペプチド研究所