みなさま、新年あけましておめでとうございます。
突然ですが「元始、女性は太陽であった」と言ったのは、平塚らいてう氏でした。
平塚らいてう氏は女性なのですが、詳しくお知りになりたい方はお調べいただくとして・・・。
最近、教えていただいたことがあります。
中国語で、ペプチドは月偏に太と書くのだそうです。
『肽』
この一文字だけで、ペプチドを表すそうです。
月に太い? 月が太い?
意味がわかりません。年始の冴えない頭に、知りたい思いがフツフツと。
身体を表す漢字には、月(にくづき)が偏に使われていることが多いことはよく知られています。
例えば、「肝腎かなめ」と言われる肝臓や腎臓もそうです。
他には、脳、肺、胃、腸、肘、膝、胸、腹、腰、腕、脚、股、肌、肛門など・・・。
数えきれないほどの肉肉しい漢字が。
一方、「太」とは??
豊か、大きい、太い、一番、はじめと言う意味を持つとともに、尊いものに添える言葉だそうです。
例えば、太陽、太平、太古、太閤など・・・。
諸説ありますが、天文学では、惑星系の中心に位置する恒星を「太陽」と称し、太いひかり、中心となるひかり、尊いひかり。
そう、太陽は私たちのいのちに欠かせない大切なものであります。
月偏に太いと書いて、ペプチド。
ものごとの始まり、身体を豊かにすると書いてペプチドと読む。
つまり『元始、ペプチドは身体にとって尊いものであった』
年始は、このフレーズでスタートします。 GO ! ! !
みなさまの年末年始のお疲れに、本日のペプチドをお届けください。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
研究員 前原なおみ