朝日新聞デジタル版によると塩野義製薬は、次世代戦略として「ペプチド医薬品」に活路を求めている。
ペプチドの機能を利用した医薬品は、以前から研究開発が進められているが、今回は工場まで建てて本格的に参入するようだ。
身体に良いペプチドが、広がることは間違いないだろう。
そして、治療としてのペプチドだけでなく、予防医療としてのペプチドの開発も進んでいる。
「ペプチド医薬品」に活路 塩野義製薬の次世代戦略とは
塩野義製薬は6月から、創薬ベンチャーなどと共同で世界最大規模の原料工場の建設を始める。
新薬開発が進まずに世界規模の再編が進むなか、生き残りをかけた次代の柱に育てるつもりだ。
東京大学発の「ペプチドリーム」などと組み、塩野義の摂津工場(大阪府摂津市)内に工場を建てる。総費用は約150億円で、2019年9月の稼働を目指す。
感染症など7分野で新薬の開発を進めており、並行して原料の量産体制も整える。
28日の式典で、手代木功社長は「世界でもこの規模の工場はない。
世界に輸出できるようにしたい」と語った。
引用元:朝日新聞デジタル
(2018年6月7日17時00分)