気温が下がり、鼻が真っ赤になる季節(^^)/
みなさんも何かとお忙しくお過ごしでしょうか。
12月と言えば、クリスマス。
もしもサンタクロースがいるとしたら、みなさんは何を願いますか?
『彼にもらいたいものランキング』を見てみると、予想を裏切られることもなく、時計・かばん・ネックレス・指輪など、記念に残る品物が多いようです。
アンケートでこころをひかれたのは、これ→『思い出』
そうですね。思い出に残る何かって、ひとがひとを想う気持ちで成り立っているのかもしれません。
先日、学生のみなさんと「もしサンタがいるなら??」という話をしていました。
そのうちのひとりは、こう言いました。
「コミュニケーションが苦手なので、コミュニケーション技術がほしい」
・・・。
いや、最近のサンタクロースは神のような存在なのかもしれません。
まぁ、確かに「神ってる」気はしていますが。
それから、少しコミュニケーションについて考えてみました。
コミュニケーションが苦手ということは、スムーズな会話が続かなかったり、聞きたい答えを聞くことができなかったりということでしょう。
多くの場合、コミュニケーションはそれ自体には目的はなく、手段というように思っています。
例えば、コミュニケーションすることで、仲良くなったり、情報を得たり、それを通して商売がうまくいったり、楽しい時間が持てたりすることです。
そこで、学生さんと苦手なことから始めないことをしました。
学生さんの苦手な「ひとと話す」ことから始めると、焦りや不安があり、うまくいかない経験は誰でもあるでしょう。
そこで、傍にいることを目標にしてみました。
同じ空間に存在すること。
同じ空気を吸うこと。
呼吸のペースを合わせること。
話のペースを合わせること。
同じもの、同じ方向を見ること。
しぐさや姿勢を真似ること。
相手の言葉をそのまま返すこと。
逆説(しかし、でも、だけど)の言葉を避けること
その結果、彼女が得たものとは。
ひととの関係が話すことだけではない体験をしたことで、少し自分に自信が持てるようになったそうです。
クリスマスの夜に、あなたは何を願いますか?
今年の最期に、みなさんに届けたい言葉。
障害がありながら社会運動家・女性運動家として活躍したヘレン・アダムス・ケラーは、このような言葉を残しています。
私は一人の人間に過ぎないが、一人の人間ではある。
何もかもできるわけではないが、何かはできる。
だから、何もかもはできなくても、できることをできないと拒みはしない。
何かを成しえたい、何かを克服したいと願う気持ちは、聖夜に届くかもしれません。
この時期、ご馳走や美酒の機会は増えます。
今日もあなたの健康のためにできること、拒まないでいてください。
いつも傍にいますから。笑っ
それでは、みなさんの「願い」の叶う年末年始となりますように。