「今年の抱負をどうぞ♪」
突然、新年会にてこのフレーズが響きました。
しまった!!!!!
考えておいてしかるべき質問なのに、考えてませんでした。
咄嗟に口にした目標は、「健康に注意し、足を組まないようにします」。
・・・なんとも恥ずかしい2016年の幕開けとなりました。
でも。体の歪みは、ココロの歪み。
今日一日は足を組まないぞと毎日思いながら過ごしております。
みなさんの抱負はなんですか?
わたしの友人は、「休肝日を作る」という抱負でした。
アルコールといえば肝臓への負担が予測されます。そこで、論文を読み返してみました。その中で、わたしの想像を掻き立てた研究がありましたのでご紹介させて頂きます。
それは、コーンペプチドの肝機能保護作用を実証した実験研究(№1016)です。
⇛[論文No.1016] 飲酒におけるコーンオリゴペプチドの研究
22~28歳の健康な青年男性ボランティア30名に、
①朝8時から15分間内にアルコール度数38度の北京二鍋頭白酒100mlを飲酒してもらい
②初日はコーンオリゴペプチドなし。翌日は1g投与。その翌日は2g。さらに4g。
③飲酒30分後に静脈血採取を行い、検査結果を比較検討する
といううものです。
想像してください。
朝の8時に、30名の青年が盛り上がりもせずにお酒を飲んでいる姿を。
不謹慎にも、わたしはその場に居合わせたいと思いました。
少し酔った彼らはどう行動するのか。その時に飲んだお酒はどんな味がするか。
アルコールの弱いわたしですが、被験者にいかがでしょうか。
結果の詳細は論文を見ていただきますとして、
【結論】コーンペプチドの摂取は、30分後の呼気中アルコール濃度と血中アルコール濃度を有意に低下させる。ということが実証されました。
ペプチド効果、恐るべし。
友人が抱負を実現できても、できなくても、コーンペプチドは肝臓を裏切りません。
あなたの抱負が、継続されていますように。
研究員 前原なおみ