流行りの視点でペプチドを愛でる

皆様、こんにちは。

突然ですが、みなさんは流行に敏感なほうですか?

 

マスクこれまでも様々な流行がありましたが、2021年は「自粛生活」と「マスク」に関係するものが流行しているようです。

自粛生活では、「おうち時間を楽しむ」をコンセプトにしたDIYや料理などの創作活動と、フードデリバリーが流行っています。

また、「マスク美」をコンセプトにした目元にインパクトを出すマスクメイク、色移りしないマスクファンデ―ション、男性では魅力を引き出すマスクカット(散髪)など。

 

 

 

また、最近耳にするのは『SDGs』ではないでしょうか。

SDGS

先日スカートを買いに行ったら、「不要なスカートまたはパンツ 10本5,000円で買い取ります」という情報を入手いたしました。

そこで、何も買わずに店を出て、箪笥を漁りました。

すると、買うつもりになっていたスカートと似たようなスカートが2着。

しかも・・・。

1着は、昨年同じショップで買ったものでした。トホホホホ。

このように環境に資するSDGsとして、古着の回収BOXや買取の取り組みがあちこちで見かけようになりましたね。

 

SDGsとは、エス・ディー・ジーズと発音し「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。

2015年に国連サミットで採択され、国連に加盟している193か国が2016年からの15年で達成することを掲げた目標です。その内容は、17のゴール、169のターゲットから構成され、私たちが日常生活で取り組むべき具体的な目標でもあります。

先述した古着のリサイクルは、目標12の「持続可能な消費と生産のパターンを確保する」ことであり、目標14・15の「海の豊かさ、陸の豊かさを守ろう」にあたるでしょう。

 

ところでみなさんは、ペプチドがSDGsだということにお気づきでしたか。

もちろん???

 

ペプチドの開発は「世界の食糧問題をいかに解決するか」をテーマとして始まりました。

昨今、日本でも食品ロスが問題として取り上げられていますが、WHOによる調査(2018)では、世界の飢餓人口は8億2千万人以上で、9人に1人が飢餓に直面しています。

世界で主食として用いられている穀物の代表は、米、小麦、トウモロコシ、ジャガイモですが、残念なことにその主食は不足し、飢餓につながっています。

 

トウモロコシ超低分子ペプチド

当社のペプチドは、そのトウモロコシを材料として開発したコーンペプチドがあります。

トウモロコシは、皮(種皮)と胚乳と胚芽の3つで構成されていますが、これまで胚乳のでんぷんとタンパク質のみが活用され、種皮と胚芽は捨てられていました。ここで大量に捨てられていた種皮から栄養素を取り出し、活用しているのがコーンペプチドです。

 

「捨てるものから取り出した」と言えば、聞こえは悪いですか?

いえいえ。

トウモロコシの皮は、栄養価が非常に高いことは研究されていましたが、硬くてわたしたちは消化することが困難でした。そのため、仕方なく捨てられていたものを、研究開発し、人体に吸収できる形にしました。

製品をつくる時に出る廃棄物を少なくして、栄養を活かしたコーンペプチドは、まさにReduce(リデュース)であり、その非常に高い栄養価の効果はご存じのとおりです。

 

この製造過程をSDGsで見れば、

目標2「食料の安定確保と栄養状態の改善を達成する」

目標3「あらゆる年齢のすべての人の健康的な生活を確保」

また廃棄物の減少は、CO₂を削減し、目標14「海の豊かさ、陸の豊かさ」などにあたるでしょう。

 

つまり。

みなさんが、SDGsを知っていなくても、知っていても。

ペプチドは、みなさんの身体に優しく、地球にも優しいというお知らせでした。

それでは、みなさん。

コラム

ペプチドを愛でつつ、地球にも優しい人であってくださいませ。