みなさん、こんにちは。
暑い日が続きますね。
寝苦しい夜は、アイスノンでは満足できなくなってきました。
しかし、我が家のクーラーは反抗期のようです(××)。
クーラーも夏休みを満喫しているのかも。
なんて、考え方を変えてみても寝苦しさは解消されませんでしたが・・・。
ふと思い立って『7つの習慣(フランクリン・コヴィー著)』を読み返しました。この書は、人生のバイブルとして、3年ほど前に話題になりましたので、読まれた方も多いのではないでしょうか。
全容は個人で読んでいただくとして、今日は第3の習慣「最優先事項を優先する」より、感じたことをお届けします。
著者は、「時間管理という言葉そのものが間違っている」というのです。
おやおや?
わたしは、時間を管理することで効率性を重視して過ごせると思っていました。
みなさんはいかがですか?
スケジュールどおりに行動することで、多くの業務をこなし、バランスがとれた充実した生活が可能であると。
しかし、この書は、本当にできる人は、時間を管理しているのではなく、「自分を管理している」というのです。
納得。
そして、時間を管理しているつもりで、時間に管理されてはいる人がいることも指摘しています。時間に管理されるという事実。
みなさん、心当たりはありませんか?
時間を管理するといえば、小学校などの「時間割」がその例になります。すべての時間が必要最低限に組み込まれ、スケジュールに管理されている。効率的ではありますが、範囲以外のことを学ぶ時間は持ちにくい。
その反対に、自分を管理すると言えば、小学生の夏休み前に立てた「夏休みのスケジュール」がその例になりそうです。何時に起きてラジオ体操に行き、朝の涼しいうちに宿題して、昼から遊んで、何時に寝る。しかし、作成するだけで、ほとんど効率的とは言えない日々を過ごすうちに、夏が終わってしまったという思い出もあります。
大人になった今でも、自分で自分を管理するとは難しいときが多いですね。
時間を管理することで重要なことは、まず第1に緊急で重要なことを優先することです。
しかし、わたしたちは緊急で重要な事は、スケジューリングしなくても、早期に成し遂げまる力を持っています。
今回、改めて感銘を受けたことは、「緊急ではないが重要な事」を増やすという考え方でした。
この「緊急ではないが重要なこと」に費やす時間に、私たちの成長のカギがあり、それが人生の栄養になるというのです。
しかし、考えてみれば、あっさり納得できました。
この時間は、人間関係や趣味を深めたり、健康維持や自己啓発などに費やしたりする時間なのです。
そう、健康なうちに健康を維持することは、緊急ではないが重要な事ですね。
ここで重要なお知らせをひとつ。
以前からご紹介してきましたが、食品由来ペプチド学術研究会の時に行われたインタビューで、(株)日本食品ペプチド研究所長の陳少言さんは、このように応えられています。
原料への信頼性はどうか?
(日本食品ペプチド研究所は)中国食品発酵工業研究院から日本の唯一の窓口として市場を任されているという信頼関係がある。原料の信頼性ということでは、ペプチドの研究エビデンスの積み重ねで、右にでるところはおそらくないと思う。 分子量は世界でも一番小さいレベルで、基礎研究から臨床研究までのエビデンスが豊富にそろっている。一企業としてではなく、国が一つの研究テーマとして推進することで、有利な点も多くある。 |
エビデンスは豊富だという話でしたが?
ミネラルの吸収実験については、いままで臨床実験と動物実験が多かった。例えば、マリンオリゴペプチドを摂取して骨の密度が高くなったり、骨粗鬆症に有効であったりなど。 ところが、ある企業の場合には、摂取後の機能性ではなく、ミネラルの吸収そのものに関するエビデンスが必要になる。その部分は今まで中国での基礎的研究が欠けていたので、その部分を補うため、東京大学、前橋工科大学、(株)赤穂化成と(株)アイワフーズ、そして中国食品発酵工業研究院の5者が集まって、基礎研究を進めているところ。 |
ミネラルの吸収そのものの基礎研究の推進と、エビデンスに基づいた製品開発、臨床研究が盛んであり、世界最小の分子量であることは、飲用者の健康を充足させ、安心して飲んでいただくことを可能にします。これからの研究成果も楽しみですね。
さて、今日のあなたの体調はいかがでしょうか。
エネルギッシュで健康的なあなたには、ペプチド摂取は緊急なことではないかもしれません。しかし、人生をひとつの単位として見てみると、緊急ではないがとても重要な事ではないでしょうか。
自分を管理しているのは自分で、そのために時間を管理している。
時間に管理されないように、読書や趣味を続けるとともに、健康への配慮を忘れないようにしたいと思いました。
それでは。
みなさんの夏が、「緊急でないが自分にとって重要なこと」に費やす時間を楽しめる夏となりますように。
研究員 前原なおみ