[論文No.0041] C57BL/6Jマウス学習および記憶機能におけるホエーペプチドの改善効果における研究

要旨
【目的】
 ホエータンパク質ペプチドがC57BL/6Jマウスの学習や記憶機能に及ぼす影響を調べる。


【方法】
 雄性離乳マウス60匹を、陰性対照群、およびホエータンパク質ペプチドの投与量群:低(0.225%)、中(0.45%)、高(1.35%)に各群15匹ずつで無作為に群分けを行った。30日間、連続投与を行い、ジャンプ、シャトルボックス、モリス水迷路試験の3種類の行動学実験を連続して行い、マウスの受動的回避、能動的回避、空間記憶に及ぼす影響をを調べた。

【結果】
 ジャンピング試験結果では、3投与量群の離乳マウスのトレーニング24時間後から 5日間の平均降圧待ち時間、ならびにエラー回数に於いて、陰性対照群と比較して、有意差はなかった。シャトルボックスの実験では、0.225%と0.45%のホエータンパク質ペプチドの投与群マウスの電気ショックの全体数が、陰性対照群に比べ、有意に減少した(P﹤0.05)。ホエータンパク質ペプチド介入群マウスの電気ショックの時間は、陰性対照群よりも有意に減少した(P﹤0.05)。モリス水迷路試験の結果から、1.35%ホエータンパク質ペプチドの高投与量群マウスがプラットフォームを見つけるために要した距離は、他の対照群ラットより有意に少なかった(P﹤0.05)。ホエータンパク質ペプチドを連続投与した、低・中・高投与量、3群のマウスでは、陰性対照群ラットより、プラットフォームの位置を横断した数は、有意に多かった(P﹤0.05)。

【結論】
 一定用量のホエータンパク質ペプチドの投与は、C57BL/6Jマウスの学習および記憶能力を改善した。