診察室へようこそ

 

みなさま、こんにちは。

 

Withコロナの時代、いかがお過ごしでしょうか。

この数ヶ月で、生活は一転しましたね。

 

みなさんの身の回りでは、どんな変化が起こっていますか。

夏から秋へ移り変わるように、非日常は日常へと変化します。

 

先日、オンライン診療を体験しました。

活動の自粛が目的・・・という訳ではありませんが、時代の波に乗ってみようと思いまして。

 

オンライン診察は、完全予約制です。

私が受けた診察の流れを簡単にご紹介しましょう。

 

1.かかりたい病院がオンライン診察をしているか検索する

2.病院に電話する

3.看護師に体調や受診目的を伝える

4.看護師が医師に、オンライン診療が可能な状態であるか確認する(この間、約5分)

5.病院が提携している診察アプリをダウンロードする

6.アプリを起動して、病院コードとパスワードを入力する

7.支払い方法を選択する(カード払い、または電子マネーの選択)

8.受診可能日と時間を選択する

9.受診時間15分前に、アプリから連絡がくる

10.アプリを起動して、待つ

11.医師がアプリに入ったら、診察開始

この時、「○○診察室へようこそ」と言われて、なんだか笑えました。

12.症状を伝え、処方内容を確認する

13.診察終了。同時にオンライン決済

14.処方箋が自宅に郵送される。また、指定した薬局にFAXされる。

15.薬を取りに行く

 

待ち時間がないことが、とても嬉しい。

でも、とてもあっけない。

医師との距離感があって、相談しやすい雰囲気ではなかったです。

 

費用は、今回の場合、オンライン診察の方が1,110円高いそうです(手数料と郵送料)。

 

慢性疾患が増えている現代社会。毎月1回の受診を、面倒くさがる人は多いです。

また、受診して風邪やインフルエンザ、コロナをもらってくる可能性がなくなるというメリットを感じました。

 

このオンライン診察。

もともと、離島など遠隔診療用の医療システムでしたが、コロナ禍で飛躍的に活用されるようになりました。

 

現在は、かかりつけ医での受診や継続する内服薬の処方が主業務になっているようですが、今後は、初診対応や、緊急時の判断が求められ、診察の正確さが求められます。

診察の正確は、症状をできるだけ正確に伝えることが重要となりますので、自分の健康に関心を持っておかないと・・・。

 

オンライン診療を終えて、3年前に読んだ本を思い出しました。

たしか、20年後になくなる職業という内容でしたが、その時は「そんなはずない」と思っていましいました。

しかし、オンライン診察やオンライン授業、オンライン試験を通して、社会が変化していることへの現実味が増してきました。

 

「明日の社会、今日の社会とは違う社会」・・・byなおみ。

 

歴史は、いま、まさに動いています。

それでも健康管理は変化せず、明日の身体は今日の身体の延長線上にあります。

 

それでは、みなさん。

荒波を変えることはできませんから、せめていい波乗りになれますように。