見返り美人

みなさん、こんにちは。

カレンダーは1枚めくられ、2月となっていました。

椿は誇らしげに咲き、そして「ポロッ」と道を彩っています。

 

カレンダーと言えば、みなさんはどのようなカレンダーをお使いですか?

わたしが使っているのは、31枚の紙に1つずつ格言が書かれていて、毎日1枚めくるタイプのもので曜日は書かれておらず、年度を越えて何年でも使用できるタイプです。

2年前に、城崎温泉街で気に入って購入しました。

 

最近、ふと目に止まった格言は

『一度、立ち止まって自分を見てみては?」

というものでした。

 

年末から何かと気ぜわしく、みなさんもバタバタされたのではないでしょうか。

そういえば、最近、自分を振り返る機会が減っていたなと実感しました。

振り返ってみてわかること。

後ろに続くのは、自分の歩んできた道。

大切にしてきたことや、達成したこと、そしていまの課題でした。

 

課題と言えば、日本の生涯未婚率が低下しているようです。

生涯未婚率とは、50歳時点で一度も結婚をしたことのない人の割合なのですが、これまで2030年には男性の3人に1人、女性の4人に1人が50歳までに一度も結婚をしないと予測されていました。

それが、2015年の国民調査によると、男性・女性ともに減っているようです。

大震災などの後は、人とのつながりを求めて結婚志向が増えるというのは、本当かもしれません。

これまでも中年から高年の未婚率は少し減少し、しかし、40代以下の者からは「結婚できない」とともに「結婚したくない」と言う声が聞かれていました。

自分の給料や時間を、誰かと分け合うことが見出せないことが一つの原因です。

自分のものは自分で使うというのは当たりまえのようでいて、少し寂しいですね。俯瞰すれば、少子高齢化まっしぐらです。

しかし、分け合うことはある程度満たされていないと困難なのかもしれません。

分け合いたいと思える人と巡り会えないのか、それとも分け合いたいと思えるほど、ゆとりのない生活をしている人が多いのか。

 

年度末にあたり、自分を振り返ってみる。

そう、見返り美人のように。

あなたは、何に満たされ、誰と何を分け合っていますか?

まずは自分を少し満たして、ゆとりを感じてみてください。

そして。

 

今年はインフルエンザが大流行しています。

どうぞ、あなたの身体をインフルエンザウィルスと分け合うことにならないように。

笑っ。

 

それでは、こころも身体も暖かく、少しゆとりのもてる年末へと続く2月となりますように。