[論文No.0005] マリンオリゴペプチドの急性毒性に関する試験報告

要旨
【目的】
 マリンオリゴペプチドを健康食品として開発する前提において、その安全性が最重視される。本実験では経口毒性実験を行い、安全性についての評価研究を行った。

【方法】
 健康2級ラット20匹(雌雄各10匹)に最大耐量(胃)法(MTD)を用いて、20.0g / kg.BWのマリンオリゴペプチドの投与を5日間行い、その後16時間の絶食後、更に、24時間以内に二度、ラットに2ml /100g.BWの経口投与を行い、ラットの中毒および死亡状況の観察と記録を行った。

【結果】
 20.0g/kg.BWのマリンオリゴペプチドの経口投与では、雌雄ラットの中毒症状や死亡は見られなかった。解剖結果についても異常は無かった。

【結論】
 マリンオリゴペプチドの雌雄ラットに対するLD50は全て20.0g / kg.bw用量を超えた。本実験より、急性毒性判定基準に基づき、マリンオリゴペプチドは無毒であることが確認された。


[論文No.0005]マリンオリゴペプチドの急性毒性に関する実験報告


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